よりデザイン

2022年5月17日日常の話

超短焦点プロジェクター買った

LGの超短焦点プロジェクターHU715QWを買いました。

事務所ができたときに同じくLGのHU70LSを買ったんですけど、少しずつ不満が溜まってきてしまい買い替えとなりました。
具体的にはプロジェクターとサウンドバーの位置関係に悩まされていました。当初の目論見としてはお互いをワイヤレスのトランスミッタ / レシーバでつないで快適!のはずが、思ったよりも音の遅延が気になってしまい……最終的には光ケーブルで直接つなぐ運用に変更しました。ただ、プロジェクターとサウンドバーのあいだにはどうしても距離があくので、ケーブルがだら〜んとしちゃうんですよね。サウンドバーの音質も思ったほどではなくて(値段なりなのでそれはそう)。
そう考えると、超短焦点プロジェクターは壁際に設置できるからサウンドバーとの位置関係は最短で済むし、内蔵スピーカーの質がじゅうぶんであればそもそもサウンドバーもいらないな、とは思ってました。

実はもともと最初に買うプロジェクターの候補に超短焦点モデルも入っていたのですが、ほとんどのモデルは見てくれが好みじゃなくて、唯一いいなあと思ったLGのHU85LSは当時50万越え、しかも2019年発売だったので候補からは外した経緯がありました。それから海外メーカーの新モデルが発表されるたびに買い替えを悩みましたが「買うなら絶対HU85LSの後継機にしよう」と我慢していました(海外モデルのを買うと技適の諸々でじゅうぶんに使えないだろうという側面もあった)。

そこにやってきたHU710PW発表のニュース。


これは近々HU85LSの後継機も発表されるな……年内くらいかなあと思っていたら同じ月に発表されてびっくり。

安くないとは言え、いま持ってるHU70LSを売れば手が届く価格だったので、放流して無事売れたタイミングで購入しちゃいました。

壁際に置いてる備え付けのクローゼットは移動式なので、プロジェクターを使うときは奥に移して壁面の広さを確保しています。


実際に映写するとこんな感じ。横幅が3メートルちょっとあったのでサイズ的には140インチ前後でしょうか。

壁の塗装がややザラついていたり、施工跡の線?があったり、右端にブラインドの昇降コードがあったりと視聴環境としては雑ですが、自分としては「事務所の壁が白い!これだったらプロジェクター映せる!ラッキー」くらいの感覚なので必要じゅうぶんです。
ただ、映写される映像の質はHU70LSのほうが良い印象です。というのも超短焦点プロジェクターは映像を床からミラー越しに斜め上に照射する仕組み上、壁に凸凹があると影ができやすく、解像度もHU70LSに比べると甘い感じがあります。

↑近くで見ると壁の影響が顕著だけど、ふつうに観る場合はそこまで気にならない。

ちなみに気になっていた音質は20W x2の内蔵スピーカーのおかげでじゅうぶん満足できました。もちろん良いサウンドバーやスピーカーを買えば満足度もさらに上がりそうですが、プロジェクター使うたびにクローゼット動かしたり部屋のレイアウトを変える必要があるので、いまのところは取り回しの良さを優先しています(でもSonosのサウンドバーは気になってる……)。

という感じで、出費はデカかったですが自分は買い替えてとても満足しています。同じような悩みで一般的なプロジェクターとどちらにしようか考えている人には良い選択肢になると思います。

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